表2. 水溶性ビタミン推奨量(目安量)と耐容上限量

 
男性
女性
妊婦(負荷量)
授乳婦
(負荷量)
18-29
30-49
50-69
18-29
30-49
50-69
初期
中期
末期
ビタミンB1 (mg/日) 推奨量
1.4
1.3
1.1
+0.0
+0.1
+0.2
+0.2
ビタミンB2 (mg/日) 推奨量
1.6
1.5
1.2
+0.0
+0.2
+0.3
+0.4
ナイアシン (mgNE/日)
 <mgNE:ナイアシン当量>
推奨量
15
14
11
12
11
+0
+3
耐容上限量 (ニコチンアミドの量)
  〈 〉内はニコチン酸量。
  基礎体重を用いて算定
30080
35085
35080
25065
ビタミンB6 (mg/日) 
 たんぱく質食事摂取基準の推奨量より算出
 (妊婦・授乳婦の負荷量を除く)
推奨量
1.4
1.1
+0.8
+0.3
耐容上限量(ピリドキシンとしての量)
食事性ビタミンB6の量ではない
55
60
55
45
ビタミンB12 (μg/日) 推奨量
2.4
2.4
+0.4
+0.8
葉酸 (μg/日
(妊娠予定・妊娠の可能性の女性〉
神経管閉塞障害のリスク低減のため
負荷的に400μg/日のプテロイル
モノグルタミン酸の摂取が望まれる
推奨量
240
240
+240
+100
耐容上限量
<プテロイルモノグルタミン酸の量>
1300
1400
1300
1400
パントテン酸 (mg/日) 目安量
5
6
5
+1
+1
ビオチン (μg/日) 目安量
50
50
+2
+5
ビタミンC (mg/日) 推奨量
100
100
+10
+50

推奨量・・・ある母集団のほとんど(97-98%)の人において1日の必要量を満たすと推定される1日摂取量
目安量・・・特定の集団の人々がある一定の栄養状態を維持するのに十分な量
(十分な科学的根拠がなく推奨量が算定できない場合にのみ算定)
耐容上限量・・・健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限

日本人の食事摂取基準(2010年版)を基に改編