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医療用薬 > 内分泌・代謝系 > 糖尿病治療薬

●糖尿病治療薬
2型糖尿病の新たな治療薬としてインクレチン関連薬が注目されている。
「インクレチン」とは食事の摂取に伴い消化管から分泌され,膵β細胞に作用してインスリン分泌を促進するホルモンであり,現在までにGLP-1とGIPが知られている。
インクレチンは正常以下の血糖値ではインスリン分泌を促進しない(グルコース濃度依存性のインスリン分泌促進作用)ことから単独では低血糖をきたしにくい という特長を有する。また,膵β細胞の増加(GLP-1,GIP),膵α細胞のグルカゴン分泌抑制(GLP-1),中枢を介した食欲の抑制(GLP-1),糖や脂肪酸の脂肪組織への取り込み促進(GIP),骨量増加(GIP)といった膵・膵外作用もあるといわれている。
しかし,インクレチンはDPP-4(酵素)によって速やかに分解され失活してしまうためその作用は持続しない。
そこで,この酵素の働きを阻害し内因性インクレチンの作用を増強する「DPP-4阻害薬」やGLP-1受容体を活性化してGLP-1同様の生理活性を示す「GLP-1受容体作動薬」が開発され,日本でも承認・薬価収載されつつある。
これらインクレチン関連薬について,日本人における臨床データの蓄積や長期使用における安全性の評価が待たれる。

 ※GLP-1:glucagon-like peptide-1
 ※GIP:glucose-dependent insulinotropic polypeptide
 ※DPP-4:dipeptidyl peptidase-4

参考文献
矢部大介,清野裕:インクレチンに基づいた2型糖尿病治療の可能性 我が国におけるインクレチン関連薬の可能性と問題点.International Review of Diabetes,1:142-145,2009.
濱崎暁洋,稲垣暢也:インクレチンシステムとDPP-4阻害薬.医薬ジャーナル,45:2822-2828,2009.

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