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医療用薬 > 感染症治療薬・ワクチン > 抗生物質(βラクタム系)カルバペネム系注射薬

●抗生物質(βラクタム系)
βラクタム系抗生物質には,ペニシリン系,セフェム系,カルバペネム系,モノバクタム系,ペネム系があり,いずれもβラクタム環を有している。比較的安全な薬剤であるが,交差反応(モノバクタム系は比較的少ない)が知られており,過敏症には注意が必要である。
抗菌薬選択の基本は,有効かつ可能な限り抗菌スペクトルの狭いものを選択することであり,ニューキノロン系や第3〜4世代セフェム系,カルバペネム系といった広域スペクトルの薬剤は,耐性菌の発生を防ぐためにも,安易な使用を避けることが重要である。
カルバペネム系は,他のβラクタム系とは異なり,グラム陽性菌だけでなくグラム陰性菌(緑膿菌など)にもPAEを示す。
※PAE:抗生物質が細菌と短時間接触した後,持続する菌の増殖抑制作用

妊婦への薬剤投与では,その種類に関わらず不必要な投与は避け,特に妊娠初期の12週間は,できる限りすべての薬剤は避けるべきだが,有益性が危険性を上回ると判断された場合には,第一選択薬としてペニシリン系,セフェム系(中等症以下の病態では経口薬を中心に選択),第二選択薬としてマクロライド系,リンコマイシン系の中から起炎菌に感受性のある抗生物質を選択する。

参考文献
今日の診療プレミアムVol.19,2009 IGAKU-SHOIN (DVD-ROM版)
抗生物質治療ガイドライン第2版.オーストラリア治療ガイドライン委員会/原著,医薬品・治療研究会/編訳,大阪,医薬ビジランスセンター,2002.
妊婦と薬物治療の考え方−投与時の注意と禁忌−全面改訂第2版.松田静治/編,東京,ヴァンメディカル,2004.
松田靜治:妊産婦への抗菌薬の選択と使い方.薬局,52:2196-2201,2001.
牧野和隆,伊藤善規,大石了三:ペネム系抗生物質.薬局,54:1459-1466,2003.

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