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薬効で探す(医療用薬)

薬効で探す(医療用薬) 検索結果:5件

解説文: 抗生物質(βラクタム系以外)
●抗生物質(βラクタム系以外)
アミノグリコシド系抗生物質は,グラム陽性菌たけでなくグラム陰性菌(緑膿菌など)にもPAEを示す広域抗菌薬で,濃度依存的な抗菌作用やβラクタム系抗菌薬との相乗作用が知られている。副作用として,腎障害,第8脳神経障害があり,薬剤の血中濃度をモニタリング(TDM)しながら投与する必要がある。
グリコペプチド系においてもTDMが必要である。
※PAE:抗生物質が細菌と短時間接触した後に持続する菌の増殖抑制作用

マクロライド系は,幅広い抗菌スペクトルと良好な組織移行性を有しており,副作用は頻度,種類ともに少ないことから広く用いられているが,薬剤耐性が比較的起こりやすく,臨床上問題となっている。

妊婦への投与は,テトラサイクリン系,ニューキノロン系,アミノグリコシド系,ST合剤,クロラムフェニコールなどは好ましくない抗生物質とされており,ペニシリン系,セフェム系,マクロライド系,リンコマイシン系は比較的使いやすいとされている。

ストレプトグラミン系は,現在,キヌプリスチンおよびダルホプリスチンを含有したシナシッド(注射液)のみであり,VREF(バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム:Vancomycin- resistant Enterococcus faecium)に対して強い抗菌力を有している。

参考文献
今日の診療プレミアムVol.19,2009 IGAKU-SHOIN (DVD-ROM版)
妊婦と薬物治療の考え方−投与時の注意と禁忌−全面改訂第2版.松田静治/編,東京,ヴァンメディカル,2004.
松田靜治:妊産婦への抗菌薬の選択と使い方.薬局,52:2196-2201,2001.
新里 敬:アミノグリコシド系抗菌薬.感染と抗菌薬,10:154-160,2007.
秦 亮,渡邊 浩:マクロライド系抗菌薬.感染と抗菌薬,10:161-165,2007.
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添付文書比較 商品名 一般名
剤型写真 包装写真 製薬会社
薬価*(円)
薬効分類
クロマイ腟錠100mg クロラムフェニコール
  • 【製】アルフレッサファーマ
  • 【販】アルフレッサファーマ
71.7円
クロラムフェニコール腟錠100mg「F」 クロラムフェニコール
  • 【製】富士製薬工業
  • 【販】富士製薬工業
71.7円
クロロマイセチン錠50 50mg クロラムフェニコール
  • 【製】アルフレッサファーマ
  • 【販】アルフレッサファーマ
9.3円
クロロマイセチン錠250 250mg クロラムフェニコール
  • 【製】アルフレッサファーマ
  • 【販】アルフレッサファーマ
24.6円
クロロマイセチンサクシネート静注用1g (溶解液付) クロラムフェニコールコハク酸エステルナトリウム
  • 【製】アルフレッサファーマ
  • 【販】アルフレッサファーマ
917円
  • * 一般薬(OTC)の場合はメーカー希望小売価格
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一般薬(OTC)
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