発作強度*2 |
呼吸困難 |
動作 |
検査値*1 |
治療 |
自宅治療可,救急外来入院,ICU管理*3 |
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PEF |
SpO2 |
PaO2 |
PaCO2 |
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喘鳴/ 胸苦しい |
急ぐと苦しい 動くと苦しい |
ほぼ普通 | 80%以上 | 96%以上 | 正常 | 45mmHg未満 | β2刺激薬吸入,頓用*4 テオフィリン薬頓用 |
自宅治療可 |
軽度 (小発作) |
苦しいが 横になれる |
やや困難 | β2刺激薬吸入,頓用*4 テオフィリン薬頓用 |
自宅治療可 | ||||
中等度 (中発作) |
苦しくて 横になれない |
かなり困難 かろうじて歩ける |
60〜80% | 91〜95% | 60mmHg超 | 45mmHg未満 | β2刺激薬ネブライザー吸入反復*5 ボスミン®(0.1%アドレナリン)皮下注*6 アミノフィリン点滴静注*7 ステロイド薬点滴静注*8 酸素*9 抗コリン薬吸入考慮 |
救急外来 ・1時間で症状が改善すれば帰宅 ・2〜4時間で反応不十分 ・1〜2時間で反応なし 入院治療→高度喘息症状治療へ |
高度 (大発作) |
苦しくて 動けない |
歩行困難 会話困難 |
60%未満 | 90%以下 | 60mmHg以下 | 45mmHg以上 | ボスミン®(0.1%アドレナリン)皮下注*6 アミノフィリン持続点滴*10 ステロイド薬点滴静注反 復*8 酸素*11 β2刺激薬ネブライザー吸入反復*5 |
救急外来 1時間以内に反応なければ入院治療 悪化すれば重篤症状の治療へ |
重篤 |
呼吸減弱 チアノーゼ 呼吸停止 |
会話不能 体動不能 錯乱 意識障害 失禁 |
測定不能 | 90%以下 | 60mmHg以下 | 45mmHg以上 | 上記治療継続 症状,呼吸機能悪化で挿 管*3 酸素呼吸にもかかわらずPaO2 50mmHg以下および/または意識障害を伴う急激なPaCO2の上昇 人工呼吸*3 気管支洗浄 全身麻酔(イソフルラン・セボフルラン・エンフルランなどによる)を考慮 |
直ちに入院,ICU管理*3 |