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●腎疾患治療薬
腎臓は尿の生成・排泄の他に内分泌機能も担っている。そのため腎機能が低下すると尿毒症(老廃物の排泄障害)や高リン血症・高カリウム血症・アシドーシス(酸・電解質の調節障害),腎性貧血(造血ホルモン産生低下)などを来たす。
「尿毒症」では球形吸着炭(クレメジン等)を他剤との併用を避けて投与する。
「高リン血症」では沈降炭酸カルシウム,塩酸セベラマー,炭酸ランタン水和物,「高カリウム血症」ではポリスチレンスルホン酸ナトリウム,ポリスチレンスルホン酸カルシウム,「アシドーシス」では炭酸水素ナトリウムが用いられる。
「腎性貧血」に対する第一選択薬は赤血球造血刺激因子製剤(ESA製剤)であり,ESA製剤には遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(rHuEPO)である エポエチンα(エスポー)とエポエチンβ(エポジン),持続型ESA製剤のダルベポエチンα(ネスプ)がある。ダルベポエチンαはrHuEPOから切り替えて使用する。ガイドラインにおいて蛋白同化ホルモン製剤(テストステロンエナント酸エステル)はその副作用から使用すべきではないとされている(ESA 製剤が使用し得ない場合など特殊な場合には十分なインフォームドコンセントのもとで使用)。
参考文献
今日の診療プレミアムVol.19,2009 IGAKU-SHOIN (DVD-ROM版)
腎不全の治療選択.日本腎臓学会, 日本透析医学会, 日本移植学会/編,日本腎臓学会ホームページ
日本透析医学会:慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン 2008年版.日本透析医学会雑誌,41:661-716,2008.
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